ILFORD Delta 400 120
(ISO800 1 stop PUSH)
1. 現像:490ml 希釈:1+1 / 24℃
A. 15分30秒:30/30/5
2. 現像:490ml 希釈:1+2 / 24℃
A. 15分30秒:30/30/5
3. 現像:490ml 希釈:1+3 / 24℃
A. 17分30秒:30/30/5
Kentmere 400 120
(ISO800 1 stop PUSH)
1. 現像:490ml 希釈:1+1 / 24℃
A. 10分:30/30/5
2. 現像:490ml 希釈:1+2 / 24℃
A. 14分:30/30/5
3. 現像:490ml 希釈:1+3 / 24℃
A. 16分30秒:30/30/5
Kentmere 100 120
(ISO800 3 stop PUSH)
1. 現像:490ml 希釈:1+1 / 24℃
A. 15分:30/30/5
Fuji Neopan Acros 100 120
(ISO800 3 stop PUSH)
1. 現像:490ml 希釈:1+1 / 24℃
A. 15分:30/30/5
Rollei RPX 100
(ISO800 3 stop PUSH)
1. 現像:490ml 希釈:1+1 / 24℃
A. 12分30秒:30/30/5
2. 現像:490ml 希釈:1+3 / 24℃
A. 18分30秒:30/30/5
Fomapan 400
(ISO1600 2 stop PUSH)
1. 現像:490ml 希釈:1+1 / 24℃
A. 28分:60/30/10 (露出補正 +1)
Note
メタホウ酸ナトリウムの代わりに、
トリエタノールアミン(TEA):13.4ml でもよい
メタホウ酸ナトリウム 7g =
炭酸ナトリウム一水和物(5.6g) + ホウ砂(1.4g)
※ 無水炭酸ナトリウムの場合は、4.6g
Instant Mytol 処方 - 1000ml
1. 50℃(45~50℃)の水:750ml
2. 無水亜硫酸ナトリウム:60g
3. L-アスコルビン酸:11.5g
4. フェニドン:0.15g
5. メタホウ酸ナトリウム:7g
6. 水を加えて1000mlにする
停止液 - 1000ml
1. 水:1000ml
2. クエン酸:15g (100均)
定着液 - 900ml
1. 水:600ml
2. スーパーフジックス-L:300ml
QW 水洗促進剤 - 2000ml
1. 20~40℃の2Lの水
2. QW1袋
ドライウェル - 2000ml
1. 20~40℃の2Lの水
2. ドライウェル - キャップ1杯
現像:2024-08-10 / KENTMERE 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
10分。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
増感しても粒状感が感じられず、粒子も綺麗。Kentmere のフラット感はあるが、黒ははっきりと出ている。
1+1~1+3での希釈率は好みの差で、基本的にはどの希釈でも問題なく使える。引き伸ばしで作り込みをするなら1+1は適切かも。
現像:2024-08-05 / KENTMERE 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
14分。希釈:1+2。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
ネガは適正。とても良い諧調。粒子が綺麗。これは常用フィルムになりそう。
諧調重視なら、1+2はバランスが良い。Delta 400 よりも使いやすい。
現像:2024-08-10 / KENTMERE 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
16分30秒。希釈:1+3。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
粒状感は感じられない。コントラストはしっかりと出ている。1+2と大きな差はないと思う。
デジタルデータとして取り込むなら1+3が扱いやすいかな。
現像:2024-08-12 / KENTMERE 100 120 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
15分。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
実はあまり期待していなく、残りストック1本を使って興味本位で増感したのだが。。。綺麗さでは一番かもしれない。
Kentmere400の希釈1+2 よりも好み。
粒子はきめ細かく綺麗。3段増感により適度にコントラストが付いてバランスがとても良くなった。
@800 で使うなら、Kentmere400、Delta400 よりも Kentmere100 のほうが良いです。
現像:2024-07-28 / ILFORD Delta 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
15分30秒。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
程よく粒状感が出てきた。もう少し粒子が強くてもいいかな。
1+1~1+3 の中で一番、粒状感があった。適度な粒子が出ているポートレート写真は好きなので理想に近い。
引き伸ばしで一番採用したいのは、1+1。
現像:2024-08-05 / ILFORD Delta 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
15分30秒。希釈:1+2。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
ネガは適正。あまり粒子が出ていない。希釈による問題はない。
粒状感はあるが、1+1 よりも落ち着いてる。悪くはないのだが、1+1と1+3と比べてしまうと中途半端な感じだな。
現像:2024-08-05 / ILFORD Delta 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
17分30秒。希釈:1+3。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
ネガは適正。1+3 の希釈でも問題ないようだ。肌のきめ細かい質感表現は素晴らしい。
粒状感はあまり感じられないが、通常の@400 に比べれば粒子はある。1+1 とどちらを採用するか悩ましい。
デジタルデータとして取り込むなら、1+3 のほうが万人受けすると思う。
現像:2024-08-12 / FUJIFILM Neopan Acros 100 120 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
15分。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
今回は3本フィルムを使った。全てのフィルムがこのような硬調傾向になる。
フィルムも期限切れだが、購入当初から冷蔵庫に保管していたものなので仮に期限内でも変わらないと思う。
保管していた Acros も完全にストック切れ。もし次回入手出来たら攪拌を変えてみようか。
現像:2024-08-10 / FUJIFILM Neopan Acros 100 120 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
15分。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
初代 Acros。撮影状況もアンダー傾向にあるものの、強烈に黒が落ち込んだ。
硬調傾向で全体的にメリハリがある中、肌のコントラストは絶妙で諧調が潰れていなく再現されているのに驚いた。
粒状感はない。質感表現もAcros らしさがあり、増感してもまだ失われていない。
現像:2024-08-31 / Rollei RPX 100 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
12分30秒。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
現像:2024-08-13 / Rollei RPX 100 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
12分30秒。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 8ml/1L 添加。
8ml になると粒子は4ml よりも落ち着いているが、大きな差はないと思う
4ml と8mlでは好みの問題で、より軟調にしたいなら8mlのほうが良い。
現像:2024-08-09 / Rollei RPX 100 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
12分30秒。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
ネガは眠くなる傾向にあるが全く問題ない。RPX100 特有の黒が穏やかになっている。
質感表現は良い。35mmフィルムで3段増感しても、これだけ表現できれば大したものだと思う。
通常の@100よりも、引き伸ばしに良さそうだ。
現像:2024-08-09 / Rollei RPX 100 / 撮影日:2024-08-03
@800 増感。3 stop push.
18分30秒。希釈:1+3。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
ISO800まで増感させると、ネガが眠くなる。
粒子は落ち着いているほう。ISO800 と言われないとわからないと思う。
現像:2024-09-22 / Fomapan 400 / 撮影日:2024-08-17
@1600 増感。2 stop push.
28分。希釈:1+1。攪拌60/30/10。 Rodinal 4ml/1L 添加。
粒状感はISO1600とは思えないほど良くなった。露出補正 +1 しているので、補正なし、 +1/3 なら30分撹拌したほうがよいかも。
このフィルム、感度がやたらと低いので増感した場合は相当現像時間長く取らないと駄目なようだ。
逆光、半逆光時では素直に最大の露出補正+2 して撮影したほうが無難か?
被写体の周りも明るく、順光での撮影では全く問題ない。粒子も細かく、諧調も好ましい描写になる。
現像:2024-09-14 / Fomapan 400 / 撮影日:2024-08-17
@1600 増感。2 stop push.
21分。希釈:1+1。連続攪拌。 Rodinal 4ml/1L 添加。
連続撹拌21分。通常の撹拌だと25分以上必要か。かなり良くなってきたがそろそろ限界かも。
これ以上の連続撹拌はきついので、攪拌数上げてみるか。
現像:2024-09-14 / Fomapan 400 / 撮影日:2024-08-17
@1600 増感。2 stop push.
21分。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 Rodinal 4ml/1L 添加。
現像:2024-07-28 / ILFORD Delta 400 120 / 撮影日:2024-07-20
@800 増感。1 stop push.
15分30秒。希釈:1+1。攪拌30/30/5。 コントラストは少し強い。
Delata400 のデータシート推奨時間11分30秒のほうがよいかも?
増感用の現像液として、Instant Mytol も問題なく使える。